2016_9月 日銀追加緩和、ドレッシング(Dressing)、キャッシュフロー・クワドラント
皆さん2016年9月お疲れ様でした。
まず今月21日に日銀によるさらなる金融緩和が発表されました。
金融緩和強化のための新しい枠組み:「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」
※URLの表示バグになるので消去。日銀HPで確認してください。
全然分かりません。
最近は黒田バズーカとは言わなくなりましたね…。
日銀プレーはどんどん難易度が上がり自分はもう参加しないでしょう。
上手い人たちに簡単に持っていかれる気がします。ETF増額のときもかなりやられましたしね…新しい資金が入ってこない限りはデイトレでは勝つのが難易度高い。カモにされてしまいます。
次に9月末のドレッシング。
月末最終日9/30は2016年上期末だったわけですが、日経平均、TOPIXともに大幅GDスタートそこから横横。REITだけ強かったです。
下図でも見て取れるように、四半期末にREITは強そう。
では、何かREIT銘柄を
①9月第一営業日終値で買い⇒9月大引けで売り
②9月末始値で買って⇒9月末大引け売り
でどうなるのか気になったので、REITで大きな8951日本ビルファンド、8952ジャパンリアルテステートの2つで見ていこう。
パターン①
8951 勝率62.50% 平均損益1.86%
8952 勝率43.75% 平均損益-0.55%
パターン②
8951 勝率43.75% 平均損益+0.10%
8952 勝率43.75% 平均損益+0.12%
どうでしょうか?
パターン②は厳しい。パターン①は微妙ということにしておきますか。
REITの9月末(上期)は微妙でした。では3月はどうなんですかね?12月はどうなんですかね?
定性的に考えると、期末はファンドを運営する機関投資家にとっては重要な意味を持つ。
決算で時価会計が採用されるようで、”ドレッシング(Dressing)買いを入れて、評価額を上げること”が行われるのではないか?というものです。
成功したら顧客からの信頼を得ることができますからね。
普通に考えると、年度末が一番重要でしょうから、そこで影響がどの程度でるのか注目したいです。
ドレッシング買いが行われるというのがコンセンサスになっているならそこに向けて期待買いも入るでしょう。
9月末、それだけ頼りの売買は難しそうです。
次に、先月は金持ち父さん貧乏父さんを読んだ話をしましたが、今月は同じ著者のキャッシュフロー・クワドラントを読みました。
クワドラントって何?ってところから入ったのですが、丸を区分けしたもの。みたいにググれば出てきました。
ロバートキヨサキ氏の書籍で1番重要と呼ばれる1冊だそうで。
その人のキャッシュフローによって”E””S””B””I”の4つの住人に分けられると言ってます。
e従業員、s個人事業主、bビジネスオーナー、i投資家なのですが、かなり興味深いです。
兼業の自分からすると目から鱗の1冊でした。
なぜかというと、今の自分の悩みのネタの1つである、会社の人との話が嚙み合わない原因が理解できました。(変人ではなかった…)
それぞれの住人で、考え方や価値観が全く異なる。
サラリーマンは
自分 兼業トレーダー/投資家(投資と言えるのか微妙なので点線に)
自分の認識では専業投資家はIに分類されて、専業トレーダーはSに分類されると思うので?投資家がトレーダーをdisるのも無理はない気がします。
どの住民であるのが正解という話ではありません。ただこの4つの異なる住民を理解するのは、これから生きていく上で非常に重要なこと。
なんで頑張ってんのに給料上がらないの?とか、例えば父親が個人事業主という場合のなんでいつも家にいないの?など疑問持ったことのある人にはおすすめです。
では、2016年9月の成績です。
+8.16% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61% 4月/-4.26% 5月/-0.12% 6月/+23.96% 7月/+2.82% 8月/+20.39% 9月/+8.16%
合計+63.45%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
コメントとしては、ポジション量がまた過去最高額を更新してました。意外とイベントが多かった。
今月からポジションが変わるたびにポジ画像残しています。個別だけではなく、ポートフォリオ全体の変化を見ていきたいので。
今年もあと3か月ですね。
頑張りましょう!
10月はJR九州ありますね。今のところ全力取得の方向だけど取れないですかね・・・
2016_8月 リオデジャネイロ オリンピック
みなさん、8月お疲れさまでした。
なんといっても今月はリオオリンピックに沸きましたね!
過去最高の41個のメダルを獲得しました。金12 銀8 銅21
現地リオで8/5-8/21開催、日本時間では8/6-8/22でした。
さまざまなシーンがありましたね。全力で応援して嬉し泣きや悔し泣きしました。(涙もろい…)
皆さんこのリオに向けて4年間努力してきたと言っていました。
卓球個人で銅メダル、団体で銀メダルを獲得した水谷選手は個人戦の3位決定戦をどんな思いで臨みましたか?という質問に対し、”今日負けたら一生後悔すると思うし、本当に死にたくなる”とまで試合後のインタビューで言いました。
それだけ皆さん努力を積み重ねてきた結果なんですよね。
さてここで自分に置き換えてみるとどうでしょうか?
・・・・
・・・・
・・・・
そこまで努力できてない。。もっと頑張ろう。
そして2020年は東京オリンピック。
そのときにどんな自分になっているか。その年に向けてやるべきことは何なのか。しっかり考えないといけません。
リオオリンピックも終盤になった頃、
ベットに横になりながら、もっと賢く生きることはできないかなと漠然としたことを考えていた…。
あ、そういえば買ったけど放置していた書籍で”金持ち父さん 貧乏父さん”はそういう系のものだったっけ?と読んでみた。
今まではとにかく株式取引だけを勉強していたので、それ以外に知識はゼロに近く、ものすごい刺激的な内容だった。
内容は結構抽象的であると思いますが、読んだことない若い人は今すぐに読むべきだと思う。
あと数年早く読んでいれば…と思ったけど、そんなに道がそれていたわけではないので結果オーライ?としよう。
著者はキャッシュフローを理解して、将来収入を生み出すものに投資しよう。と、くどい程言っている。
著者は不動産や株式などをメインにされてますね。
自分に当てはめると、株式取引では長期をしていないのでインカムゲインでは考えづらいが、
短期で考えると売買戦略(手法・資金管理・メンタル)を構築することにあたるのかな?と思った。
一生収入を生むとは限らないが、収入を生み出す売買戦略を構築することがトレーダーにとっての資産。
その資産を築く為の自分への投資は怠るべきではないですよね。
気になった書籍はすぐ買う。セミナーもすぐ行く。
結局一番の資産は自分の頭なんですからしっかり投資したいですね。
もう少し自分なりの視点で書いていきます。
著者 ロバート・キヨサキ氏は自分の会社を持ちなさい。といっている。
それはなぜかというと圧倒的に税金面に強いからです。現在の政治的な動きを見ても個人増税、法人減税の動きが強いようです。
株式・先物・FXなどの口座には個人口座と法人口座があります。
法人口座を作る為には、まず会社を興す必要があります。
自分だけのビジネスとしてなら株式会社ではなく合同会社が向いているようです。
調べた範囲でデメリットとメリットを。
【デメリット】
・合同会社の設立資金が10万くらい
・絶対かかる税金が、赤字だった場合で法人住民税均等割で年間7万円。
・年間所得800万超の部分に関しては法人税率25.5%で損。
・通帳記帳や会計処理がめんどくさい。税理士に依頼すると費用増える。
・投資会社として登記すると、投資という文字が入っていると銀行からの融資が受けられない。
【メリット】
・役員報酬・社用車・家賃を経費処理可
その他の経費処理可 書籍・セミナー・新聞・交際費・交通費など
・株式・先物・FX・不動産等との損益通算可能
・子供への相続税対策
・9年間の損失繰越可(個人だと3年)
・株主優待が個人口座と合わせることで2重取りできる
・クレジットカード作成可能(専業の方は難しいはず)
・ハイレバでFXができる(人によってはデメリットにも)
・会社経営者だぜアピールできる…(・3・)
で、結局どうなんでしょうかね。
現段階では何とも言えないので、もっと勉強が必要ですね。
いやー作った方がえーに決まっとんで!と詳しい方いたらこっそり教えてください。笑
では、2016年8月の成績です。
+20.39% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61% 4月/-4.26% 5月/-0.12% 6月/+23.96% 7月/+2.82% 8月/+20.39%
合計+55.29%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
今月はチャンスと思っていたので、かなり資金突っ込んでリスクとった結果が出たと思います。
あまり手法的なことは書かないつもりですが…
その1つは8028ファミリーマートでしょう。
8270ユニーとの経営統合により、8270ユニーは日経平均採用銘柄から外れることになり、存続会社の8028ファミマが採用されました。
FFWを用いて浮動株を計算すると、8028ファミマのFFWは0.5で発行済株式数が97,683,133株なので浮動株は48,841,567株。
連動資金からファミマの買い需要を想定すると20,000,000株程度だったのでどれだけ買わないといけないかを想像すると面白いですよね。
月平均出来高が12,000,000株くらいなので17営業日で1.7か月分買いに行く必要があったわけですね。
ただ、自分は先回りしてなくて乗り遅れてしまったんですよね。
やってしまったーと思ったものの、冷静に分析すると先回り勢も額面50円になると思っていた人はそんなにいなかったと思うし、ファミマのその先の値動きを想像できる人はベテランくらいで他はさっさと降りるし、発表翌日に飛び乗った人達も下がれば投げると考えました。
ですから足の軽い連中が下りたかな?と思ったところからガツガツ仕込みました。1銘柄当たりに入れた資金の割合は過去最高でした。想定が外れたら投げるだけだと思って…。かなり怖かったけどこういうチャンスはそんなに来ないですからね。
その他はいつも通り取ったり取られたりで、珍しく結構取れました。最後IPOのデファクトスタンダードのおまけもありました。
自分的に9月はネタが少ないのであまり負けないようにしたいです。
では、2016年あと1/3の4か月頑張りましょう。
最後おまけ。
自分は独身ですが、子供が好きなので将来家庭を持つ予定です。
そこで疑問が一つ。
【例え】
妻はパートをしており、夫の扶養に入っているのでその範囲で収まるように調整しながら働いている。
妻は株式投資をしており、その年利益が出た。
パート代+株式の利益で扶養から外れる計算になった。
どうなってしまうのでしょう?
【答え】
妻が特定口座で源泉徴収有を選択している場合は、扶養判定上の合計所得に入らないので、気にしなくて大丈夫です。手続きもありません。
ただし、源泉徴収有だったとしても確定申告をする場合は話が変わってきますので注意してくださいね。
※詳細は市町村などに問い合わせてください※
今月のブログは長々と書きましたが、間違えてる場合もあるかもしれませんので自己責任でよろしくお願いしますね。
2016_7月 ポケモノミクスと日銀ETF増額と成長株投資
皆さん、7月お疲れさまでした。
今月はポケモンGOで賑わった月でしたね。任天堂を筆頭にポケモン関連銘柄が凄い盛り上がりでした。
任天堂は個別銘柄の売買代金最高記録(東京電力)を塗り替えました。
バッテリー関連まで買われてたりして、連想ゲーム得意な人はかなり取れたのではないでしょうか。
自分は、いつものトレードをいつものようにやっていて資金に余裕がなくポケモンのこと考えてもいませんでした…。
ただこういう銘柄は旬が過ぎたら下落速度かなり早いので注意です。
7974 任天堂 7/29時点の日足
7022 サノヤスHD 7/29時点の日足
今月はLINEの上場もありました。
アメリカのNYSEに上場し、翌日に日本のJPXに上場するというあまり聞かないパターンでした。日本のIPOと初値のつけ方が違うんですね。
初値は予想以上に高くつきました。公募3,300円に対し、初値4,900円でおよそ+48.5%の上場率でした。
しかし、数日経過しLINEは悲惨な下落です。見事な上場ゴール。
東証一部上場なので、8月末辺りは一応観察しますが、多分触りません。デカイ銘柄あんまり値動き良くない気がしますね。
3938 LINE 7/29時点の日足
そして、7/29 日本銀行の金融政策決定会合でETF買入増額の発表がありました。
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/k160729a.pdf
無理やり市場を下支えして、市場がおかしくなってしまわないか心配です。(既に怪しい気がしますが)
さてさて、今月は何を書こうかなと考えてたのですが、今月はDUKE。さんの書籍を読んで⇒ふりーパパさんの書籍⇒オニール氏の書籍という感じで成長株投資の書籍 を読んでいました。全部良書です。読まないと損だと思います。DUKE。さんとは兼業という点で共通する部分があります。兼業でもしっかり株式で利益を上げられることを教えてくれています。
成長株投資で重要なものの一つが環境認識だと思います。
共通して出てきたワードでオニール氏考案のディストリビュージョン日(機関投資家の売り抜け日)というものがあります。
これは簡単に言うと、前日より出来高が増えているにも関わらずその日マイナスで引けた日を言います。売りが上回ってきて下降トレンドに転換するポイントが来ることにいち早く気づく為のもので、主要な株価指数を観察してチャートが言わんとしてることに耳を傾けろ。というものです。
そんなものがあるのか?興味深いと思いましたね。
まず、日経平均株価の過去のディストリビュージョン日がどのくらい出てたのか(定義を前日より出来高が増えて前日より下がって引けた日とする)を数えてみました。
日経225先物(日中)も。
回数がどのくらいか、だけですwリーマンショックのときの10回は目につきますね。
上の表は特に意味はないです。
成長株投資は数年かけてじっくり学んでいこうと思っています。
日経平均はまだまだ高値圏かな?と当たらない相場観で見てますので、沈み込んで浮き上がってくるまではイベントドリブンを徹底してやっていく予定。そこからイベントドリブン+成長株投資みたいにやってみたいなと。
2016年7月の成績です。表にTOPIX追加しました。
+2.82% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61% 4月/-4.26% 5月/-0.12% 6月/+23.96% 7月/+2.82%
合計+34.90%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
今月はLINEで予想以上の利益が出たのと、多少自信が有りだったトレードは上手くいきましたが、それ以外の細々したトレードは曲がりまくってました。
月末最終日7/29の日銀プレーもボコボコにやられてしまいました。上手い方は後場よりで仕掛けて発表前期待で上がっていくリスク低い時に手仕舞いや、その後の銀行セクターの↑↑に順張りかな?
日経平均リバランスでは、ヤマ発を結構ポジション持っていたのですが、全然伸びずじまい。
人生山あり谷ありということで、一応利益が出たことに感謝して8月に切り替えたいと思います。今月はトレードが下手くそというのを痛感しましたね本当。
日経平均も現在下降トレンドっぽいので、2016年8月はいつも以上にヘッジファンドの45日ルールに伴う換金売りでの相場変動あるかもしれませんので注意が必要かな。
また円高きてますしね。
個人的には今のところ8月はチャンスあると思ってるのでヘッジは相変わらずがちがちに固めてポジションは大きく張っていこうと思ってます。大暴落などあった場合、仕込みたい銘柄もあるので狙ってます。
では、2016年あと5か月張り切っていきましょう!!!
(追記済)2016_6月 世界の市場で大暴落!!Brexitショック!!
6月お疲れ様でした。いやー今年は激しい1年ですね。早くも2016年の半分が終了しました。2012年の末から上昇を続けてきた日経平均も苦しい動きになりつつあります。
今月1番の注目は”イギリスのEU離脱問題”でしょう。これを”Brexit”と呼んでいて、検索してみるとBritain(英国)とExit(退出する)を組み合わせた造語らしいです。
イギリス首相の名前も知らない自分では世界経済が今後どうなっていくのかさっぱり分かりません。”Brexit”でどうなるのか?は自分で調べて頂きたいと思いますが、イギリスで国民投票の開票(残留か離脱かを決める)が行われていた日のデータを残しておこうと思います。
5月末から6月24日(歴史的大暴落日)までの日経平均の時系列と日足チャートと下落率です。
EU離脱問題が出てきて軟調な動きをしていた日経平均でしたが、残留有利との報道やらで開票までは切り返す動きが見られました。23日の夜間でも先物が急上昇していて16,500円くらいまで。
24日9時前に為替、先物が凄い変動で日経は少しGUで開始。しかし、徐々に離脱有利との報道が出るにつれ、為替が急変動。急激な円高、先物もズドーン。
ドル円15分足
ポンドドル15分足
日経先物5分足
一時サーキットブレーカー発動し、市場が大混乱。そのときの動画がアップされていましたので興味のある方は↓。
世界大暴落。
6/24メモ
STOP高 6件 TM 3 JQ 1
STOP安 82件 T1 3 T2 7 TM 45 JQ 16
上昇 T1 6件(ブラックマンデーの7を更新らしい) T2 20 TM 7 JQ 41
下落 T1 1960 T2 489 TM 225 JQ 686
年初来高値 31件 T1 13 T2 5 TM 2 JQ 5
年初来安値 1241件 T1 710 T2 172 TM 42 JQ 204
これからの市場の方向性は分かりませんが、大きなチャートで見てみたいと思います。
日経年足
TOPIX年足
ダウ年足
どう見えますか?!
※※※追記7/1※※※
Brexitはなかったかのような猛烈な戻しで強いですね・・・。
2016年6月の成績です。
+23.96% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61% 4月/-4.26% 5月/-0.12% 6月/+23.96%
合計+32.08%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
去年と比較して、ここにきて去年の自分を追い越せました。去年はこの時期から鬼のデイトレでドローダウン入りでした。さて今年は・・・
6月は月間最高益でした。もう一歩で大台乗せだったので自然と期待してしまっていましたが含みベースでは届いたときもあったが確定するときには↓へ。株はそういうモノ。
”頭と尻尾はくれてやれ”でしたっけ。
これから損失も過去最大を更新することもあるかもしれないので調子に乗ることなく淡々とやっていきたい。
今月は過去最大のポジションで挑んだ月でした。資産ボラがすごいのでサラリーマンの自分の感覚では少し(本当はかなりか・・・)ストレスがかかっていました。
夜中も普通に目が覚める。(βリスクは基本的に取らない派なので起きたところで一喜一憂はないのに)
しかし自分の感覚をこのままにしていると将来を変えることができないし、将来を変える為にはまず自分を進化させる必要がある。
金融商品取引のトッププレイヤーは
”手法”
”メンタル”
”資金管理”
を全て兼ね備えています。
自分はというと
”手法”は日々のエクセル検証に論理的な考えも少しづつできるようになってきており、良くなってはいるかなと思っており
”メンタル”は若いときに経験していたパチスロで稼ぐ為に必要な期待値の考えを身につけていれば問題無いと思っていたし、
”資金管理”は弱いので勉強が必要だと考えていた。
今月気づけたことは”メンタル”に対して考えが甘いこと。
今月一番保有していた株式は購入前は○株買うと決めていたのに予定数買えなかった。
3ヶ月のドローダウンで損失を恐れてしまっていたからだと思う。”恐怖”が襲ってくるんですね。
3ヶ月のドローダウンが原因なのであれば、月間の勝率を向上させると改善できるかもしれないし、
自分の器の大きさでのポジションサイズはここまでが限界なのかもしれない。そんなこと全く思っていないがそれはこの先に分かることで今は先に進むことを考える。
日々自分と向き合って改善して進化していきたい。
2016年の半年間お疲れ様でした!!!あっという間だなー。
2016_5月 手法探しばっかりやってるあなた大丈夫ですか?
こんにちわ。5月相場お疲れ様でした。
今日は”手法探しばっかりやってるあなた大丈夫ですか?”ということで、ま・・・自分へ向けて書きたいと思います。
期待値プラスの手法はこの世の中に数え切れない程ある?わけですが、その期待値プラスであるものを運用していても相場で生き残ることは簡単ではないし、
そもそも期待値プラスの手法を見つけるのも難しいですよね。
基本的に皆リターンばかりに目が奪われて、リスクをあまり見ていない傾向にあるはず。
信用2階建てとかよく目にするし、レバレッジを効かせて果敢にリターンを得ることに夢中になります。
ここで、ですよ?あなたの手法は何パーセントで破産するの?と聞かれてすぐ答えられる人いますか?
期待値プラスなんだから破産なんてするわけでないでしょ?と思われた方は危険です。破産がすぐ近くに迫っているかもしれませんね。
ということで、今日は資金管理(破産確率)について少し話したいと思います。
その前に、直近で騒がれている銘柄の4589アキュセラの日足チャートを載せておきます。(6/1までの日足) STOP安の連発で、売りたくても売れない状況が続いています。ここまで逃げられない状況はコントロールできない、または難しいリスクです。1発退場者が多数いるでしょう。相場は何が起こるか分からない・・・
トレーダー思考の自分は、こういう銘柄を掴む可能性はあり得ると考えていて他人事ではないです。上手な投資家さんから見るとアキュセラからの危険臭は漂っていたみたいですが。
さてさて、今回は今までたいした勉強をしてこなかった資金管理。トレードにおいて最重要なものの一つですね。
”バルサラの破産確率”というものがあります。最近知ったのですが、破産する確率を数学的に導いたもののようです。バルサラの破産確率はググってください。そこまで知識ないので・・・。
破産確率を計算するためには以下が必要です。
・ペイオフレシオ = 平均利益額÷平均損失額
・勝率 = 勝ち数÷トレード数
・リスクに晒す資金量
下記URLでアプリをダウンロードして数値を打ち込むと破産確率がみれます。
http://www.geocities.jp/y_infty/management/soft_dl.html
自分の手法毎や、自分の過去トレードで入力してみると何か発見があるかもしれません。何も考えずに破産リスクを結構さらしているかもしれませんよ。
そこで、ある優位性に基づく自分の1つの手法の破産確立を調べてみました。
・ペイオフレシオ 1.59
・勝率 63.50%
・資金は100万円として
・破産基準は30万(資金30万以下で破産)
これで賭け率(リスクに晒す資金量)を変動させて破産確率がどうなるのか見てみましょう。
まず、毎回資金の10%を賭ける場合。
破産確率はほぼ0ですね。次が20%。
破産確率3%以下ですね。
では次50%はどうでしょうか・・・
破産確率がいきなり高くなりましたね。せっかくなので100%(アプリ的に99.99・・・までしか入りませんが。
100%破産します。
今回は賭け率をいろいろ変えてみたんですが、ペイオフレシオや勝率も変更してみるとおもしろいですよ。破産に影響してくる雰囲気を感じられます。
どうでしょうか?いくら期待値がプラスの手法であっても資金管理を誤れば破産します。しかも相場は起こりえないことが普通に起こる世界なので、さらなる厳格な資金管理が必要なのではないでしょうか?
今回は”確率”を用いてどの程度で破産するのか示してみました。
ただ、すべて”確率”で語れる世界だとは思っていません。
あくまで目安が欲しかっただけです。
資金管理について、まだまだ知識が浅いので記事の間違え等気をつけてください。
これから深く学んでいこうと思ってます。
さて2016年5月成績です。
2016年5月の成績です。
-0.12% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61% 4月/-4.26% 5月/-0.12%
合計+8.12%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
3ヶ月連続マイナス収支。
駄目トレードがあって、勝率かなり低いのに資金多めにベットしてやられ。これは先程書いた資金管理でいう”破産の可能性が高かった”です。こんな売買続けてたら退場は近い。
自分のできることをしないと。
例えとしてイメージ画像を下に。
勝率20%(低い) / ペイオフレシオ10(高い)
2016_4月 月間成績連敗
4月お疲れ様でした。総括しておきます。
今月はあまり自分はやることがありませんでした?フルベットしたくなるような銘柄も現れずにある程度プラスの期待値であるだろう銘柄に広く薄くベットした結果、見事な惨敗でした。
先ほどの表現は間違いで”やることがない”ではなくて、”やるべきことが見えていない”ですよね。知識が乏しいから、チャンスは星の数だけあるのに見えてない。
さらに広くベットするのは、やはり自分にはむいてないのも感じた。自信ある銘柄に一点集中の方がむいている。
全然このままではいけないと感じ、概念拡張を多々行いました。見えてないものを見る為に。学ぶことはたくさんある。
2ヶ月連続で損失を出してしまったのでモチベーションが下がってしまいます。月間での勝率は高くないと精神的にキツイな・・。○○●●ですから、今年は月間勝率50%。
また1つ1つのトレード戦略は良いときと悪いときがあります。自分は今年のようなハイボラのときはやりづらいです。αが出てない感じ。
独立性が高く、時間軸の異なる戦略を新たに組み込もうと思った4月でした。
話は変わりますが、コンコルディア上場の際に調べてたんですが、ETFは規則正しく行動するのが調べてみるとよく分かります。
http://nextfunds.jp/lineup/pdf/1321_brd.pdf
2016年4月の成績です。
-4.26% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61% 4月/-4.26%
合計+8.24%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
去年の成績と比較してみました。
去年の自分に勝つ為には・・・
今日から5月が営業日ベースで始まり、利益からのスタートとなりました。このまま利益勘定でいきたいが、相場はそんなあまくない。