2016_3月 ただ負けて終わらないこと
2015年度末の3月お疲れ様でした。
今月も反省するべきことがたくさんあります。
まず、一番しょうもないミスは狙いの転換点でEXIT忘れ。これは複数口座に同一銘柄を保有していて片方はEXITしたのですが、もう片方忘れていて痛い目にあいました。
同一銘柄を複数口座で分けて保有していたことに原因があるのですが、低リスク系の売買をする為に入出金を繰り返す自分にとってはこれからもやってしまいそうなミスなので気をつけないといけません。
次に、REITの売買ですね。先月のブログでも記載していましたが、REIT銘柄でのロングショートを組んでいてここでの反省です。
REITの知識が無さすぎた結果、当然の損失計上。
まずREITの季節性。↓図。2004年から2015年で算出してます。
これを見ると3月末、12月末が傾向的には強いのが見てとれますが、4半期末すべて上がっています。
これはどういうことでしょうか?REITにも↓URLのように投資部門別売買状況がありますから、ここから誰か?の傾向が掴めるかもしれませんね。4半期ごとに誰かが買いに来ている?
http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/nlsgeu000001fqvq-att/reit_m1601.pdf
Twwiterで毎年恒例の銀行のREIT売りが3月末辺りから始まるとの記載を目にしたのでおもしろいかも?
次に日銀が2016年1月29日にマイナス金利付き量的・質的金融緩和を開始しましたが、これによって国債メインで運用している金融機関の運用難で資金がREITに流入している可能性。
この辺りが苦手です・・・一応、いろんなところで記事は見ているのですが...
ここで多少晒すと、ラサールロジをロングで日本ビル/ジャパンリアルエステート/日本リテールなどのショートを組んでいたわけです。
時価総額大きいところを売っていたわけですが、これも駄目でした。REIT指数をこの銘柄達はアウトパフォーマンスするものですから・・・
J-REITには種類がいろいろあって、住宅型やホテル型やヘルスケア型など。
ラサールロジは物流施設型で、同じ物流施設型にGLPがあるのでこっちで組んだ方が利にかなってたかな?と考えたのですが、需給意識強めの自分はあまり腑に落ちません。
REITは株式よりも利回りを強く意識してる感?があるのでその辺で見るといいのか?NAV倍率?んーやっぱり腑に落ちない。
さらに日銀のREIT買い入れもあるわけだから。
複合的に考えると、ショートポジはいらないまでは言わなくても買い比率高めで良かったのかもしれません。
結果論ですが・・・
また、今月から新規ストラテジー導入してみて、速攻がっつり損失出しました。バックテストではそこそこ成績良かったんで資金多めにぶち込んだら負ける負ける。違和感があったので調べまくっていると、最重要なファクターが見えていなかったことに気づく。
そうですね、例えるなら
重量制限の無い格闘技の試合で体重が重い選手が軽い選手と比較して勝ちやすいということが分かったとしましょう。だから、かなり体重が重い選手の試合でその人に賭けた。でも勝てなかった。
なぜかというとある特定の時に審判が魔法をかけて重い人を軽くする。
だから、体重というファクターが機能しなかった。
それに気づいた自分は事前に審判に魔法をかけるのか否かを確認することにした。
結構な時間使って考えたんですが、どうでしょうかね。馬鹿みたいな例え話で、下手だなと思いながら書きましたが、重要だなと思っていた体重というファクターが機能しなくて見えていなかった魔法というファクターがあったわけです。だから、自分のシステム/手法に対して考えることを止めると痛い目に会う可能性がありますよね。
さらに資金を多くベットしたことで、なんで上手くいかないのかをかなり調べて原因追求できた。小額でフォワードテストしていたら、一生そのまま気づかなかったかもしれない。
2016年3月の成績です。
-0.61% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61%
合計+12.5%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
今月は1番厳しい場面で資金の6%程やられていて、終わったかなと思っていたのですが(この6%が大きいと思うのか小さいと思うのかは人それぞれですが)、
期待してない保有銘柄が頑張ったり、運よくIPO頂けたりして持ち直しました。
今月はマイナス収支計上してしまったけど、脳はまだまだ知識を欲しているし、利益も欲している。ハングリー精神持って貪欲にやる。
2016_2月 一時15,000円割れ
お疲れ様です。WEEDです。
皆様2月相場どうでしたか?
日経平均は2月中旬まで、下がる下がる・・・1月につけた安値も割込み一時15,000円割れ。ニュースでもリーマンショックの再来など言われてました。今でも国会では、株価下落の討論が頻繁に行われています。
自分は超能力者ではないので、これからマーケットがどっちにいくか分かりません。(超能力者でないと、と言ってるのは諦めている感じでよろしくありませんね。そもそもどっちにいくかはそれほど重要ではないと・・・)
トレーダーは、そのときにどういうポジションを組成するかが重要だと思っています。
ま、高度な話はできないのでその話は置いておいて、暴落の話を少ししたいと思います。
暴落時は、普段インデックスに連動しない銘柄までも投げ売られます。参加者が日経225やNYダウを見ているということでしょうか。そして、やばいやばいやばいもう無理無理無理・・・で、悲壮感が生まれる。2015年の夏のチャイナショック、そして今回の2016.2月までの暴落(名前がない・・・まだ途中かも・・・)で感じたのは、言い方悪いですが、血の匂いがする。PC/スマホから血の匂いがするんですよね。いやー本当に・・・2回とも、そこが底だったわけですが。
今回の記事で書きたいのは、リバウンドを狙いたい場合、いろんなテクニカル指標(STOP安銘柄数や、新安値銘柄数など)を使ったり、雰囲気を感じたりして売買をすると思いますが
「何を」買いますか?
ということです。基本的に逆張りでのトレードが少ないので多少は逆張りも勉強しておこうと思い調べました。
今回は、日経平均 TOPIX 東証2部指数 マザーズ指数 JQINDEX REIT指数の騰落率をグラフ化しました。(すみません、これだけ・・・)
これを見ると、個人のシェアが高いマザーズが下落しやすくリバウンドしやすいということですかね。大パニックになって売りまくって、日経平均が下げ止まるともう大丈夫だー!で買いまくって戻すと。
そこから個別株を抽出するとなると、自分なら目先の買い需要が見えるもので下落率が大きい銘柄を選ぶかなと思います。
有名なシステムトレード的なものでいうと、25日移動平均乖離率の高いものを買うとかでしょうか。(全然知らないんですけどね)
この暴落リバ狙いするなら最重要なものは「資金管理」。これをできない人がリバ狙いしているとだいたい助かりますが、1発で退場ですよ。
もう1回、1発で退場ですよ。
そうならないように、自分にも念押し。
さて、2016年2月の成績です。
+2.00% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00%
合計+13.11%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
やってはいけないトレードが1つ。日銀黒田総裁が首相官邸に入った2/12。財務大臣もその後に入っていって、為替介入くるか?それとも別の何かが来るのか?。と、ちら見したTwitterにそう書かれており、反射的に金融緩和関連の板薄い小型株買って、何もなく、そのときは多少の下落だったのにスリッページでかくて上買って下売るという哀れなトレードをしていまった・・・まさにイナゴ。
利益が出たのは、リバウンドを目先の買い需要があるのを拾って利益出たくらいですかね・・・。マザーズじゃないですし、ついていけませんでした。その他イベントドリブンもあまり調子良くなかった。
3月収支は今のところREIT複数銘柄のロングショートで大きめの含み損を抱えており、苦しい展開。日本株は通常営業中だけどトータル普通にマイナス圏。
イベントプレーヤーは上半期に稼いでおきたいところなので頑張りたいですね。
そうそう、今月取り掛かっていた検証がひと段落ついたので225先物ついに手をつけるかどうか・・・悩ましいな。
2016_1月 相場の張り方について考える
波乱の2016年1月でしたね。
年末19000円ほどでしたが、3000円(約16%)下げて16000円辺りまでありました。
信用評価損益率も大幅に下がり、個人投資家も苦しそうです。
そして昨日の日銀金融緩和。本当にボラが大きいです・・・
今回は相場の張り方について考えていこうと思います。
自信の有る銘柄(売買機会)に資金をどれだけベットしますか?
基本的に分散投資を勉強するとよく聞きますね。でも、それが正解なのかというとそうでもないという考えもあります。
有名なトレーダーでB・N・Fさんがいますね。ジェイコム事件のときは資産の半分40億(50%)で果敢に買いにいってます。これはチャンスと思ったときにしっかりベットしていますね。通常は数十銘柄に分散するみたいです。
次に、ファンダメンタリストこと片山晃さん(五月さん)は書籍の中でこう書いています。
大きく勝つには個別銘柄の選択術も大事ですが、チャンスに対して大胆にリスクをとっていくのも同じぐらいに大切です。2倍、3倍となることが高い確立で見込まれる銘柄に対して、全体の10%の資金量しか投入しなければ、上手くいったとしても資産は1割から2割しか増えません。
勝つ投資負けない投資より
この部分は、ぐっちゃぐちゃになるほど赤ペンでマーキングしています。
スタイルにもよりますし、リスクをどこまで取るのかも人によって違います。
ただ、短期間で大きく資金を伸ばした方は果敢に勝負して勝っていることも大きいでしょう。
自分も2015年下旬から意識して取り組み、12月は上手くいきましたが、1月はがっつり勝負した銘柄ではかなり損しました。
損益曲線がガタガタでも、最後にいきつくところはこういうベットの仕方の方が成績が良いのではないでしょうか?
※ただし、フルベットできるような大きなチャンスを見極める力は日々のトレードや勉強を繰り返して養っていくものであって”なんとなく勝てそうかな?”とか”一発逆転のギャンブルしよう”とかそんなものではないのは言うまでもありません。
2016年1月の成績です。
+11.11% (諸経費考慮済、税金考慮前)
12月に損出ししてるので実質は半分くらいでしょうか。年初辺りまではかなり上手くいっていたのですが、暴落で崩れていきました。最後に緩和プレーが少しは上手くいって補えた形ではあります。
ということで、2月以降に電気が走る程のチャンスが訪れた場合はフルベットしていこうと思う。将来に向けてロット大きくする練習にもなるから。 ヘッジはお忘れなく。
2月相場、勝負しよう。
金融緩和20160129
1/29 日銀の金融政策決定会合がありました。
コンセンサスとしては現状維持が多数であったようです。金融緩和関連銘柄も当日の前場までは物色されていませんでしたね。
12:20を過ぎても何も発表されません。ドク・・・ドク・・・
12:23 日経新聞が飛ばし記事で【日銀 マイナス金利導入を議論】
その前後から先物、ドル円が乱高下。金融緩和関連銘柄にも注文が入り出し、おぉー?と興奮気味に。おもしろかったのは、レーサムは板が薄いので、注文が入っては取り消されの繰り返しでした。価格が飛んでしまいます。
12:30を過ぎる・・・
アイフルが特買い。他の銘柄は1%から3%上で始まりあっという間に上へ。
12:38 マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入と発表され先物とドル円が上に発射!!!金融緩和関連株も上に飛ぶ。
正直、動きが早すぎて何が起きているのか理解できませんでした。そもそもマイナス金利って何?という恥ずかしい話で。
ちなみにSBIのハイパーSBI、楽天のマーケットスピードは固まりませんでした。
しかし、先物が急降下を始める。。銀行も急降下。。不動産・証券なども引きづられるように下落。先物マイ転・・・。(あっ、、日本終わってしまったのか?と感じた)
そこから金融緩和関連株に関しては、後場寄り又は前引けの水準まで下落しヨコヨコに。駄目か。ここまでか・・・そう思い外食へ・・・(なんでここから飯行ったのか・・・)
外食先でスマホをチェックすると全体が上へ・・・。夜間、海外も日銀の金融緩和を好感したのか全面高でした。
自分はというと、普段使っている日興からSBIに資金を移して、ワンクリックで注文できるスピード注文を起動し、売買対象銘柄と株数を入力してました。先物とドル円のリアルタイムチャートと個別株の板、チャートを並べて待機。後場寄りで資金の半分程で狙いの個別株を複数買い、先物の異変を感じて個別も微妙な雰囲気になってきたところでEXIT。運よく利益が出ましたが、チャンスはその後だったことを考えると駄目ですね。そのあとは売買していません。
Twitterやブログを見ていると、その後の下落したところを全力で不動産・REIT・建設などを拾い、利益を出している凄腕トレーダーがたくさんいました。経験、知識ともに足りません。でもこの経験は貴重でした。
業種別で見ると、不動産がトップで証券が2位ですね。
銀行だけはマイナスです。今までの金融緩和であれば銀行も買いだったわけですが、マイナス金利となると銀行には良くない?ここに関して諸説ありますが、結果は下がった。
日銀発表PDF 残しておきます。
「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/k160129a.pdf
デイトレするにはモニター2枚では足りません。全くついていけない。
上場廃止銘柄の特性は?
お疲れ様です。WEEDです。
最近またボラが大きいですね。全然どっちにいくか分かりませんがコンスタントに利益を積み上げていきたいところです。
増資の発表が多くなってきました。ぼちぼちするともっと出てくるのでしょうかね。
さて今回の記事は、"上場廃止銘柄の特性は?"です。
東証における2007年から2015年に上場廃止となった銘柄はどんな銘柄なのか調べることにする。銘柄数は575銘柄。
まずは、市場別に見ると下図になる。
現在の上場企業数をJPXのHPをみると↓図になっているので、だいたい比率は近いようです。東証2部が少し多くは感じますが。
これだけ見ても何も見えてこないので、廃止理由ごとに見ると下図です。
こういう感じでした。完全子会社化がダントツで1位ですね。
件数を書くと、完全子会社化288 / 株式の全部取得132 / 手続き(民事再生・破産・更生)47(27・9・11) / ○○に合併40 / 申請による上場廃止17 / 株式等売渡請求による取得7 / 不適当な合併等5 / 監査意見不表明5 / 事業活動の停止5 / その他30 合計576。。どこか1件集計ミスってますねwまーまーw進めます。
申請による上場廃止って自ら廃止にするのか?と銘柄見てみるとすべて東証一部の外国株でしたね。
その他がどういうものがあったかも記載しておきます。(3件以下のものです)
株式の併合 / 公益・投資者保護 / 時価総額が所要額未満 / 虚偽記載 / 少数特定者持株数比率90%超 / 債務超過 / 上場契約違反等 / 四半期報告書提出遅延 / 特設注意市場銘柄等 / 有価証券報告書提出遅延 / 再建計画開示後1か月間の時価総額が5億円未満 / 銀行取引の停止 / 新規上場申請に係る宣誓書において宣誓した事項についての重大な違反 / 時価総額5億円(2009年12月末までの間は3億円)未満 / 株式事務代行委託契約の解除 / 時価総額10億円未満 / 流通株式数比率5%未満
聞いたこともない言葉がたくさん出てきましたがおもしろそうですね。イケないことする企業も・・・
上の結果って意外じゃないですか?!そう簡単には上場廃止にならないといってる気がして。
上昇を狙えるイベントや下落を狙えるイベントがありますが、何を調べるかは個々に依存します。興味のあるものを調べていくと良いと思います。
今回調べてみたのも、あるイベントを狙いたいから件数どんなもんよ!ということだったのですがなかなか少なかったです。その割りに難易度激高…取れたらやばいだけに。
勉強の日々はまだまだ続く。
2015年 -総括-
本日大納会で2015年が終了しました。
さっそく2015年の収支ですが
1月/+0.25% 2月/+3.48% 3月/+7.40% 4月/+4.10% 5月/+4.29% 6月/+5.33%
7月/-4.68% 8月/-0.39% 9月/+3.79% 10月/-3.45% 11月/+13.98% 12月/+16.43%
合計+50.52%(確定損益ベース、諸経費考慮後、税金考慮前)
50%とちょっとでゴールでした。
12月の損益はもう少しだけあったのですが、2016年に損失持ち越したくなくて強制ロスカット(クロス)しました。なので1月はマシ?なはずですが、いかに・・・
6月から10月はデイトレに特化していたのですが、あまり利益を出すことができませんでした。悔しいけどここは専業になってから存分に楽しんでやりたいと思います。11月と12月の損益が少し多いのは、11月は郵政3社で上手くいったのがあり、12月はイベントが多く自信のある銘柄にはピラミッティングで買い増しして綺麗にはまった格好。
収支的には目標を60%としていたので未達でしたが、まだイケるという自信は有る。取りこぼしが多くてそれを無くすように対策をしていく。適時開示での検索ワードを増やして、逃さないようにするのと、イベントの日時を細かくカレンダーに書いていく。(今年はカレンダーが小さかったかなと思うw)
2015年は、今まで見てきた世界と全く別世界を見ました。詳細に書くと長くなりすぎるので簡単に書きますが、出会いは本当に大切で意識高くレベル高い方がたくさんいること。感謝。
そして2016年に向けて、
戦術的な部分は、素早い損切り、買い増し/売り増し、ロット調整が必要と感じたので、ここを強化する。これらは定量ではなく裁量で行う。ロット調整でいうと、ロボットのように同じロットをベットし続けるのではなく、ときには大胆なロットで相当のリスクをとってリターンを得にいく。
戦略的な部分は、【深く理解する】をテーマに、日々検証を行っていく。理解したつもりだけは絶対NG。でもそれで売買してやられるのも勉強のひとつだと思っていますけど!!w とにかく今よりも何かしっかりした強みを得ていく。今取り組んでいるイベントドリブンは数え切れないくらいイベントが存在する。宝はまだまだあると思ってますがどうでしょうか?
2016年、年間60%以上目指して頑張ります。
簡単ですが2016年も頑張っていきましょう。皆さん2015年お疲れ様でした。良いお年を!
そして、これからもよろしくお願いします。
海外への公募・売出・処分についての考察
お疲れ様です。WEEDです。
今日は、海外への公募増資・売出し・自己株式の処分に関して考察していきたいと思う。先日、日瓦斯が「海外市場における自己株式の処分に関するお知らせ」を発表して株価が下落していった。
あっ、そういえば日本で行うのと海外で行うのは何が違うんだっけ?と思いデータを見ていると海外の案件は、発表日と価格決定日が同じ日のものが多かった。(日瓦斯は対象外)それらに関しては、発表されてから価格決定日までの間に日本市場で売買できないことになる。
さて、これらの対象銘柄がどうなるのか?興味が出たので調べてみた。
2010年から2015年現在までで、それらの対象銘柄は12銘柄ある。それぞれ発表日(価格決定日)を基準にしてどう動くのかグラフに出してみると、下の図になった。
翌日は当たり前に嫌気されGD。さらにそこからも下げる傾向にあり、なかなか上がってくるのは厳しいように感じた。図の白線は対象12銘柄のディスカント率を平均したもので7.3%であった。
次に受渡日を基準にみてみる。
これは少し自分の想定と違うな。
ここまでで分かったことを書いておく。
①発表日と価格決定日が同じ日の案件が多い
②海外で公募・売出・処分を行う場合はディスカウント率が高い
③発表日(価格決定日)にGDして、それからもしばらく株価軟調は継続する
④発表日までの下落は怪しいが、たまたまかな?ということにしておく
⑤受渡日にはほとんどGDしない
まだ、国内と海外での規定が具体的にどう違うのか?など興味があるがこれから個人的に深堀りすることにして、今回は簡単な検証だが記事はここまで。
記載した内容が重要ではなくて、【なぜ?】このようになるのか?が重要。
なぜ?なぜ?なぜ?はトレードレベルを上げる為に永遠に考えないといけないんじゃないかなーと思う。