2016_11月 昔々、トランプショックがありまして
今月は何といってもアメリカ大統領選がありました。
民主党のヒラリークリントンが優勢で共和党のドナルドトランプの確立は低いような事前の予想でした。
仮にトランプ大統領になった際には、ドル円90円台などのアナリストやエコノミストの予想が出ていましたね。
直前の日経平均の動きとしては、クリントンをFBIが調査する報道で下がって、これ以上調査しない的な報道で楽観視して戻す展開で開票を迎えました。
日本の11/9午前から開票が出てきてトランプリードで、ドーン↓↓。Brexitを思い出すような値動きでした。
しかし、この一時1000円を超える暴落後から怒涛の上昇が始まりました。
トランプショックと大きく報道されましたが、トランプショックという言葉はすぐに消えていきトランプノミクスやら報道されてます…
さて、11月(もう12月ですが)は何を書こうかと思っていたのですがあまり思い浮かばないのでグラフをアップします。
これは日経225先物と信用評価損益率の2軸グラフです。2014年くらいにデータ遊びしていたときのものに最新データ付け加えました。2市場取引残高を用いているので先物データは該当日の終値です。よって週一くらいの時系列データです。
信用評価損益率とは、評価損益額*100/信用建玉残高(買建)で計算するみたいなんですが、どれだけ個人投資家が損しているかを表しています。
過去データを見れば一目瞭然ですが、だいたいマイナスを推移します。
個人投資家は利益が出るとすぐ利食ってしまいたくなり、損を抱えると塩漬けにしてしまうから。というように言われていますが個人投資家全体で考えるとそのように考えることが合理的そうです。
次に上のグラフに、少し手を加えてみます。
信用評価損益率がマイナス○○から0を突き破ったところに黒で線を入れてみました。
評価損益率が0を超えるということは、いつも損している個人投資家がわくわく状態でバブリー気味と考えることができそうですが先物の動きを見るとしばらく上昇が続きます。
しかし評価損益率0以上の状態をなかなかキープできていません。
これはおそらく保有している株式が買値まで戻ってきたら売却してしまうんでしょうか。。
個人投資家が潤い評価損益率がかなり良くなった(0付近)ところが、買い場になる・・かも?分かりませんが。
さて、トランプノミクスでどう動いていくのか。さまざまな数値にも注目してみていきたいと思います。
では遅れましたが、2016年11月の成績です。
+0.51% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61% 4月/-4.26% 5月/-0.12% 6月/+23.96% 7月/+2.82% 8月/+20.39% 9月/+8.16% 10月/+0.21% 11月/+0.51%
合計+64.17%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
全っ然乗れてません。