2016_7月 ポケモノミクスと日銀ETF増額と成長株投資
皆さん、7月お疲れさまでした。
今月はポケモンGOで賑わった月でしたね。任天堂を筆頭にポケモン関連銘柄が凄い盛り上がりでした。
任天堂は個別銘柄の売買代金最高記録(東京電力)を塗り替えました。
バッテリー関連まで買われてたりして、連想ゲーム得意な人はかなり取れたのではないでしょうか。
自分は、いつものトレードをいつものようにやっていて資金に余裕がなくポケモンのこと考えてもいませんでした…。
ただこういう銘柄は旬が過ぎたら下落速度かなり早いので注意です。
7974 任天堂 7/29時点の日足
7022 サノヤスHD 7/29時点の日足
今月はLINEの上場もありました。
アメリカのNYSEに上場し、翌日に日本のJPXに上場するというあまり聞かないパターンでした。日本のIPOと初値のつけ方が違うんですね。
初値は予想以上に高くつきました。公募3,300円に対し、初値4,900円でおよそ+48.5%の上場率でした。
しかし、数日経過しLINEは悲惨な下落です。見事な上場ゴール。
東証一部上場なので、8月末辺りは一応観察しますが、多分触りません。デカイ銘柄あんまり値動き良くない気がしますね。
3938 LINE 7/29時点の日足
そして、7/29 日本銀行の金融政策決定会合でETF買入増額の発表がありました。
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/k160729a.pdf
無理やり市場を下支えして、市場がおかしくなってしまわないか心配です。(既に怪しい気がしますが)
さてさて、今月は何を書こうかなと考えてたのですが、今月はDUKE。さんの書籍を読んで⇒ふりーパパさんの書籍⇒オニール氏の書籍という感じで成長株投資の書籍 を読んでいました。全部良書です。読まないと損だと思います。DUKE。さんとは兼業という点で共通する部分があります。兼業でもしっかり株式で利益を上げられることを教えてくれています。
成長株投資で重要なものの一つが環境認識だと思います。
共通して出てきたワードでオニール氏考案のディストリビュージョン日(機関投資家の売り抜け日)というものがあります。
これは簡単に言うと、前日より出来高が増えているにも関わらずその日マイナスで引けた日を言います。売りが上回ってきて下降トレンドに転換するポイントが来ることにいち早く気づく為のもので、主要な株価指数を観察してチャートが言わんとしてることに耳を傾けろ。というものです。
そんなものがあるのか?興味深いと思いましたね。
まず、日経平均株価の過去のディストリビュージョン日がどのくらい出てたのか(定義を前日より出来高が増えて前日より下がって引けた日とする)を数えてみました。
日経225先物(日中)も。
回数がどのくらいか、だけですwリーマンショックのときの10回は目につきますね。
上の表は特に意味はないです。
成長株投資は数年かけてじっくり学んでいこうと思っています。
日経平均はまだまだ高値圏かな?と当たらない相場観で見てますので、沈み込んで浮き上がってくるまではイベントドリブンを徹底してやっていく予定。そこからイベントドリブン+成長株投資みたいにやってみたいなと。
2016年7月の成績です。表にTOPIX追加しました。
+2.82% (諸経費考慮済、税金考慮前)
1月/+11.11% 2月/+2.00% 3月/-0.61% 4月/-4.26% 5月/-0.12% 6月/+23.96% 7月/+2.82%
合計+34.90%(確定損益ベース、諸経費考慮済、税金考慮前)
今月はLINEで予想以上の利益が出たのと、多少自信が有りだったトレードは上手くいきましたが、それ以外の細々したトレードは曲がりまくってました。
月末最終日7/29の日銀プレーもボコボコにやられてしまいました。上手い方は後場よりで仕掛けて発表前期待で上がっていくリスク低い時に手仕舞いや、その後の銀行セクターの↑↑に順張りかな?
日経平均リバランスでは、ヤマ発を結構ポジション持っていたのですが、全然伸びずじまい。
人生山あり谷ありということで、一応利益が出たことに感謝して8月に切り替えたいと思います。今月はトレードが下手くそというのを痛感しましたね本当。
日経平均も現在下降トレンドっぽいので、2016年8月はいつも以上にヘッジファンドの45日ルールに伴う換金売りでの相場変動あるかもしれませんので注意が必要かな。
また円高きてますしね。
個人的には今のところ8月はチャンスあると思ってるのでヘッジは相変わらずがちがちに固めてポジションは大きく張っていこうと思ってます。大暴落などあった場合、仕込みたい銘柄もあるので狙ってます。
では、2016年あと5か月張り切っていきましょう!!!