2016_1月 相場の張り方について考える
波乱の2016年1月でしたね。
年末19000円ほどでしたが、3000円(約16%)下げて16000円辺りまでありました。
信用評価損益率も大幅に下がり、個人投資家も苦しそうです。
そして昨日の日銀金融緩和。本当にボラが大きいです・・・
今回は相場の張り方について考えていこうと思います。
自信の有る銘柄(売買機会)に資金をどれだけベットしますか?
基本的に分散投資を勉強するとよく聞きますね。でも、それが正解なのかというとそうでもないという考えもあります。
有名なトレーダーでB・N・Fさんがいますね。ジェイコム事件のときは資産の半分40億(50%)で果敢に買いにいってます。これはチャンスと思ったときにしっかりベットしていますね。通常は数十銘柄に分散するみたいです。
次に、ファンダメンタリストこと片山晃さん(五月さん)は書籍の中でこう書いています。
大きく勝つには個別銘柄の選択術も大事ですが、チャンスに対して大胆にリスクをとっていくのも同じぐらいに大切です。2倍、3倍となることが高い確立で見込まれる銘柄に対して、全体の10%の資金量しか投入しなければ、上手くいったとしても資産は1割から2割しか増えません。
勝つ投資負けない投資より
この部分は、ぐっちゃぐちゃになるほど赤ペンでマーキングしています。
スタイルにもよりますし、リスクをどこまで取るのかも人によって違います。
ただ、短期間で大きく資金を伸ばした方は果敢に勝負して勝っていることも大きいでしょう。
自分も2015年下旬から意識して取り組み、12月は上手くいきましたが、1月はがっつり勝負した銘柄ではかなり損しました。
損益曲線がガタガタでも、最後にいきつくところはこういうベットの仕方の方が成績が良いのではないでしょうか?
※ただし、フルベットできるような大きなチャンスを見極める力は日々のトレードや勉強を繰り返して養っていくものであって”なんとなく勝てそうかな?”とか”一発逆転のギャンブルしよう”とかそんなものではないのは言うまでもありません。
2016年1月の成績です。
+11.11% (諸経費考慮済、税金考慮前)
12月に損出ししてるので実質は半分くらいでしょうか。年初辺りまではかなり上手くいっていたのですが、暴落で崩れていきました。最後に緩和プレーが少しは上手くいって補えた形ではあります。
ということで、2月以降に電気が走る程のチャンスが訪れた場合はフルベットしていこうと思う。将来に向けてロット大きくする練習にもなるから。 ヘッジはお忘れなく。
2月相場、勝負しよう。